フリー版のパーテーション編集ソフトと言えばEaseUSの『Partition Master Free』と
名前を聞いてもピンッ!とこない方も居るとおもいますが、ロゴなど見れば「あ~っ見たことある」って方は多いと思います。
このパーテーション編集ソフトを一言で表現するなら『簡単だね!』って私は言うと思います。
パーテションを区切って(作って)いない方には、OSとは別でパーテションを作成していた方が、よりファイル(データ)の保全性は高まります。
ここではEaseUS Partition Masterの主な機能とバージョン別の比較を紹介していきます。
対象バージョン:10.8.0.0
目次
- 1 Partition Masterのメイン機能
- 1.1 再起動せずにNTFSパーテション拡張(フリー版)
- 1.2 パーテションを安全に統合(フリー版)
- 1.3 ダイナミックディスクをベーシックディスクに(フリー版)
- 1.4 クローン作成しデータ移行も楽々(フリー版)
- 1.5 論理パーティションとプライマリパーティションの間で自由変換(フリー版)
- 1.6 Linuxパーティション管理(フリー版)
- 1.7 デフラグ機能(フリー版)
- 1.8 あらゆるハードウェアに対応(フリー版)
- 1.9 BIOSベース、UEFIベースでの動作(フリー版)
- 1.10 MBRディスクとGPTディスクを相互変換(フリー版)
- 1.11 Windowsを再インストールせずにハードディスクのコピーを実現。(フリー版)
- 2 バージョン別比較
- 3 動作環境
- 4 対応言語
- 5 対応デバイス
- 6 対応ファイルシステム
- 7 ハードウェア要件
Partition Masterのメイン機能
再起動せずにNTFSパーテション拡張(フリー版)
パソコンを再起動せずに、NTFSシステムのパーテションの拡張が行える。
パーテションを安全に統合(フリー版)
データ損失なく、隣接しているパーテションを安全に統合できる。
例えば、Windowsの管理ツールを使用すればパーテションの統合も行えますが、しかし、このツールは既存の2つのパーティションを結合できないので、パーティションを結合する前に、まず一つのパーティションを削除しなければなりません。
EaseUS Partition Masterを使用すれば隣接するパーテションも削除することなく安全に統合できます。同時にEaseUS todo Backupでバックアップを作成しておけば、より安全性は高まります。
ダイナミックディスクをベーシックディスクに(フリー版)
ダイナミックディスクをベーシックディスクに、FATファイルシステムをNTFSファイルシステムに自由変換。
クローン作成しデータ移行も楽々(フリー版)
クローンも需要の高い機能の一つだと思います。
HDDからSSDやHDDからHDDへのディスク換装(交換)を行う際に最も手軽にデータ移行ができる方法だ。
コピーとは違いセクター毎にデータ移行を行い、新しいHDDでもOSが順調に動作できる。
論理パーティションとプライマリパーティションの間で自由変換(フリー版)
論理パーティションとプライマリパーティションの間で自由変換、4つのプライマリボリュームが存在している場合でも、プライマリボリュームを論理ボリュームに変換し、
ディスク上で5つ目のボリュームを作成できる。
Linuxパーティション管理(フリー版)
EXT2/EXT3パーティションを簡単に削除、作成、フォーマット、復元が行える。
デフラグ機能(フリー版)
デフラグ機能が付いていて、システムの最適化をクリック一つで簡単に実行が可能。
あらゆるハードウェアに対応(フリー版)
ハードウェアRAID、FAT/NTFS/EXT2/EXT3ファイルシステム、GPTディスク、リムーバブル記憶装置、ハードディスクに完全対応!
BIOSベース、UEFIベースでの動作(フリー版)
BIOSベース及びUEFIベースのハードウェア上でうまく動作。
MBRディスクとGPTディスクを相互変換(フリー版)
データ損失なしでMBRディスクとGPTディスクを相互変換。
Windowsを再インストールせずにハードディスクのコピーを実現。(フリー版)
Windowsを再インストールせずにハードディスクのコピーを実現。
バージョン別比較
シリーズ製品比較一覧 | Partition Master Free | Partition Master Professional | Partition Master Server |
パーティションの結合・分割・移動・サイズ変更 | ○ | ○ | ○ |
ディスク & パーティションコピー、SSD/HDDまでOSの引越し | ○ | ○ | ○ |
ダイナミックディスクをベーシックディスクに変換、基本パーティションと論理パーティション間の変換 | ○ | ○ | ○ |
削除/消失したパーティションの復元 | ○ | ○ | ○ |
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応 | ○ | ○ | ○ |
MBR&GPTディスク、RAID、リムーバブルデバイスをサポート | ○ | ○ | ○ |
ダイナミックボリュームのサイズ変更 | ○ | ○ | |
Windows PEの起動ディスクをサポート | ○ | ○ | |
コマンドラインをサポート | ○ | ○ | |
社内での使用回数に制限なし | – | – | – |
Windows Server 2012/2008/2003に対応 | ○ | ||
商用利用 | ○ | ○ | |
無料の技術サポートサービス | ○ | ○ | |
最大ディスク容量 | 8TB | 16TTB | 16TB |
16TBのハードディスクをサポート | – | ○ | ○ |
RAID 5ボリュームの修復 | – | ○ | ○ |
価格 | 無料(フリー) | 4,980円 | 17,480円 |
動作環境
- Windows 10
- Windows 8.1
- Windows 8
- Windows 7 SP1
- Windows 7(32ビット & 64ビット)
- Windows Vista(32ビット & 64ビット)
- Windows XP Home 及び Professional(32ビット & 64ビット)
- Windows Server 2012 R2(Master Server版)
- Windows Server 2012(Master Server版)
- Windows Home Sever(Master Server版)
- Windows 7 SP1 & Windows Server 2008 R2 SP1(Master Server版)
- Windows Server 2008 Standard、EnterpriseとDatacenter(32 & 64 bit)、Windows Web Server 2008)(Master Server版)
- Windows Server 2003 StandardとEnterprise(32 & 64 bit) 、Windows Small Business Server 2003(Master Server版)
対応言語
日本語、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、ポーランド語
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対応デバイス
- Parallel ATA (IDE) HDD
- Serial ATA (SATA) HDD
- External SATA (eSATA) HDD
- SCSI HDD
- SCSI、IDE 及び SATA RAID コントローラの全てのレベル
- RAID構成(ハードウェアRAID)
- IEEE 1394 (FireWire) HDD
- USB 1.0/2.0/3.0 HDD
- MBR及びGPTハードディスクなどの大容量HDD(EaseUS Partition Master Freeは最大8TB(有料版で16TB)までのHDDに対応し、32個までのディスクもサポートできます。)
- フラッシュドライブ、メモリーカード、メモリースティックなどのリムーバブルデバイス(Pro版)
対応ファイルシステム
- EXT3
- EXT2
- NTFS
- FAT32
- FAT16
- FAT12
ハードウェア要件
- CPU: x86系以上、500 MHz
- RAM: 512 MB以上
- ディスク空き領域:100 MB以上
- マウス、キーボード、カラーモニターが備えた標準パソコン