フリー版のバックアップソフトの中で最近よく目にするEaseUSのTodo Backupですが、
ひと昔前だとバックアップソフトよりもパーテーション編集ソフトのPartition Master方が有名だったかもしれない。
今回はEaseUSが提供するバックアップソフトのTodo backupの機能とバージョン比較をまとめて行きたいと思います。
対象バージョンは8.9です。
EaseUS Todo Backup Free
Todo Backup Home 8.9
目次
Todo Backupメイン機能
システムバックアップ(フリー版)
アプリケーション、設定やOSを含むシステム全体をバックアップ。
システムを安全に直観的に操作可能でバックアップが行える。
ファイルバックアップ(フリー版)
ローカル内、ネットワーク上の共有ファイルなどを指定しバックアップ。
主に、動画や音楽、写真といったバックアップに最適。
また、スケジュール設定次第で差分バックアップ指定しておけば、自動的にバックアプができる。
ディスクイメージバックアップ(フリー版)
これはバックアップの基本となるメイン機能。
ディスク・ボリューム全体をバックアプ。
または、パーテションごとのイメージバックアップも出来る。
バックアプ時の圧率やスケジュール設定も充実している。
クローン作成しデータ移行も楽々(フリー版)
クローンも需要の高い機能の一つだと思います。
HDDからSSDやHDDからHDDへのディスク換装(交換)を行う際に最も手軽にデータ移行ができる方法だ。
コピーとは違いセクター毎にデータ移行を行い、新しいHDDでもOSが順調に動作できる。
イメージファイルを簡単に閲覧できる(フリー版)
イメージバックアップを行うと、しっかりバックアプされてるか確認が必要ですよね。
Todo Backupでは作成したイメージファイルをクリック1つでその場で簡単に閲覧が出来、
イメージ内のファイルやフォルダを簡単にコピー&ペーストできたりします。
バックアップソフトによってはイメージを閲覧するには、マウントしないといけなかったり
しますが、マウントすることなく手軽にいつでもイメージバックアップを閲覧できる。
クラウドバックアップ機能(フリー版)
ファイルバックアップする際に保存先をオンラインクラウドを選択できる。
対応しているオンラインストレージは「Dropbox」「Google ドライブ」「OneDrive」の3つで、バックアップする際に保存先として指定できる。使用に当たっては各オンラインストレージのアカウントを必要とする。
Outlookのバックアップ及び復元(有料版)
Outlook 2003/2007/2010/2013/2016、Outlook Expressのメールを安全にバックアップ。
アドレス帳やデータを選択し、スケジュール設定でより細かく圧縮率、パスワード、日時などバックアプできる仕組みになっています。
一部ファイル除外でバックアップ(有料版)
一部ファイルを除外しバックアップファイルのザイズを削減する機能。
バックアップ処理にかかる時間の短縮や必要になるディスク領域の削減といった改善も施されている。
多彩な記憶装置に対応(有料版)
HDD、外部記憶装置、テープ、FTP Server、ネットワークの共有ファイル、NAS、DVDなどまでのバックアップをサポート。
バージョン別比較
シリーズ製品比較一覧 | Todo Backup Free | Todo Backup Home | Todo Backup Workstation |
バックアップ&復元スピード | 普通 | 速い | 速い |
商用利用、テープまでバックアップ | ○ | ||
異なるPCまでシステムを移行 | ○ | ||
仮想PCまたはVMwareまでシステムを移行 | ○ | ||
Backup Centerで中央制御 | ○ | ||
一部のファイルを除外してバックアップ | ○ | ○ | |
無料技術サポートサービス | ○ | ○ | |
Outlookのバックアップ及び復元 | ○ | ○ | |
Eメール通知、プレ・ポストコマンド、オフサイトコピー、イベントベースのスケジュールバックアップ | ○ | ○ | |
完全/増分/差分/スケジュールバックアップ | ○ | ○ | ○ |
Windows PEブータブルディスクをサポート | ○ | ○ | ○ |
システム/パーティション/ファイルバックアップ&復元 | ○ | ○ | ○ |
ディスク/パーティションクローン, SSD/HDDまで移行 | ○ | ○ | ○ |
MBR/GPTディスク、ハードウェアRAID、UEFI/EFIブートをサポート | ○ | ○ | ○ |
Windows 10/8.1/8/7/Vista/XPに対応 | ○ | ○ | ○ |
ハードディスク容量 | 4 TB+ | 4 TB+ | 4 TB+ |
ライセンスの種類 | – | 1台PC用ライセンス | 1台PC用ライセンス |
価格 | 無料(フリー) | 3,980円 | 4,980円 |
動作環境
- Windows 10
- Windows 8.1
- Windows 8(32ビット & 64ビット)
- Windows 7 SP1
- Windows 7(32ビット & 64ビット)
- Windows Vista(32ビット & 64ビット)
- Windows XP Home 及び Professional(32ビット & 64ビット)
対応言語
- 日本語
- 英語
- ドイツ語
- スペイン語
- フランス語
- イタリア語
- ポルトガルご
- ポーランド語
- 中国語 (繁體)
- 中国語 (简体)
対応デバイスの種類
- Parallel ATA (IDE) HDD
- Serial ATA (SATA) HDD
- External SATA (eSATA) HDD
- SCSI HDD
- SCSI、IDE 及び SATA RAID コントローラの全てのレベル
- RAID構成(ハードウェアRAID)
- IEEE 1394 (FireWire) HDD
- USB 1.0/2.0/3.0 HDD
- MBR及びGPTハードディスクなどの大容量HDD(EaseUS Todo Backupは最大4TBまでのHDDに対応し、32個までのディスクもサポートできます。)
対応ファイルシステム
- NTFS
- FAT32
- FAT16
- FAT12
ハードウェア要件
- CPU: x86系以上、500 MHz
- RAM: 1 GB以上
- マウス、キーボード、カラーモニターが備えた標準PC
- ブータブルメディアを作成するために、CD-R/RW、DVD-R/RW、DVD+R/RW、またはDVD+R DLドライブが必要です。